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学校の選択基準について

こんにちはKenです。

6月からアナーバーに来て約5ヶ月が経ちました。段々肌寒くなってきているのを感じている今日この頃です。秋学期の前半が終わりました。これまでは直近にあった出来事について振り返ってきたKenですが、今回は思考を変えてこれから留学を考えている方に向けて、私が留学する前にあまり気にしていなかった事で、留学してから気づいた事について書いて見たいと思います。

1.クラスサイズについて

私が留学前に、説明会に参加した時によく耳にしていた言葉です。この学校はクラスサイズが小さいので、クラスメイト全員と知り合えます。説明会で聞いた時は、あまりピンときていませんでしたが、実際、結構大事に感じます。というのもMBAの授業期間中は事前課題やグループワークで自由に使える時間はあまり多くないのが現状です。一方で友人との関係性をしっかり築いていくにはある程度時間が必要なように思います。留学前にはできるだけ多くの人と深い関係(ここでの深い関係というのはネットワーキングの意味よりも、卒業してからも友人として連絡できるような関係を指します。)を築きたいと考えていましたが、多くの友人と深い関係を作ろうと思うと、それだけ時間を使います。クラス規模が大きくなればなるほど、どうしても一人一人との時間は少なくなりがちになるでしょう。クラスサイズを学校選択の一つの選択肢とするのは良いように思います。

2.学校の雰囲気について

8月にカリフォルニアに行く機会がありました。その際に西海岸にある学校を色々と訪ねました。UC Berkeley、Stanford、USC等。人によって見解が違うと思うので、どの学校が良かったか明言は避けますが、はっきり言って雰囲気はかなり違います。周りの環境も学校によって違うので家族がいらっしゃる方は住環境含めて、特に重要かと思います。一生に一度の留学機会なので、もし時間に余裕があるのであれば、キャンパスビジットをされる事を強くお勧めします。私はキャンパスビジットをせずに、アラムナイから情報を集めていましたが、やはり実際に見てみるというのは違うように感じました。百聞は一見にしかずというのはこの事でしょう。

3.学校の専門性について

この項目は比較的上記二項目よりも意識はしていたものの、実際にこちらに来て強く感じます。この大学はアントレに強い学校です、ファイナンスに強い学校ですという事をアピールしているのをよく聞きます。また、そういった分野に切り分けたランキングがこちらでは存在します。我々日本人からすると理系、文系の学校というのは聞いた事があるかもしれませんが実際、分野まで切り分けて学校を宣伝している所は少ないように感じます。しかし、色々な学生の話を聞いていると学校選択基準にこの分野に強いからこの学校を選んだという学生が多いように感じます。ビジネススクールの場合は教授から学ぶ事もありますが、実際に就業経験のある学生から学ぶ事も多くあります。そういう意味でどの分野に自分は特化したいのか、留学前から考えて学校選択をするというのは重要なように感じます。

上記に記載した内容はあくまで私の主観によるものなので、一つの意見として参考にして頂ければと思います。次はMahoです。それでは、ご安全に!!